長峰山 「歴史の塔」 過去・現在・未来 2021.1.25
前から明科の長峰山山頂にある鉄の巨人が気になっていた。
先日のMGプレスの記事によると高さ約10m、幅約5mの鉄製のモニュメントで下の茶の部分は「過去」、真ん中の緑は「現在」、上の銀は「未来」を示しているとのこと。形・色には意味があり詳細はMGプレスの記事に書かれている。
この山頂には展望台があり遠くは北アルプス、眼下には安曇野を見渡せる。
過去は過去でも、はるか大昔の景色はどうだったのだろうか?
縄文人と弥生人がまだ行きかう古代、ここに湖は存在していたのか?
明科は高瀬川・穂高川・万水川・犀川が集まるところ。北アルプスの山地に土砂降りの雨が降れば、その雨水は槍ヶ岳で分かれてもここで合流するのである。地下に滲みた水が常に湧き出る安曇野わさび田湧水群もある。ごつごつした今の河川敷を見る限り想像がつかない のだが…
想像してみた。
※1970年5月12日、川端康成・井上靖・東山魁夷はここから北アルプス、安曇野を眺めている。残雪残る5月の若葉まぶしいこの時期に訪れ、とても満足されたことでしょう。